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『五郎右衛門邸の家』見学会御礼

 

3月24日(土)、姫路市の五郎右衛門邸(地名です。)での竣工見学会へお越しいただいたみなさま、

ありがとうございました!!

 

『五郎右衛門邸の家』は、焼き杉の外壁に、切り妻の草屋根を載せた小さくてシンプルな草屋根のお家です。

なんと、屋根からは姫路城の天守閣(現在工事中)が望めます。

お昼過ぎからポカポカ陽気になってきて、みなさん濡縁に腰掛けて日向ぼっこ。  

 

下の写真は リビングから南の濡縁を障子越しにみたところ。

ちなみに、五郎右衛門邸町は、姫路城のすぐ近く、その昔、鋳物師・芥川五郎右衛門さんの屋敷があったといわれている町です。

ご近所には、古き良き酒屋さんやたばこ屋さんが今も残っています。

そして敷地には、なんと、お地蔵さんがいらっしゃいました。

 

 

由緒ある五郎右衛門邸町に、草屋根のお家を設計させていただき、とても幸せに思います。

最後にもう一度、ありがとうございました! 

 

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第2回草屋根の研究会を終えて

2月19日、神戸女子大学教育センターで2回目の草屋根の研究会を開催しました。

全国各地からたくさんの方にお越しいただきました。

ありがとうございました。

 

研究会の様子

研究会の様子

第1部は、森山先生によるご講演。

テーマは『ヒートアイランド対策における草屋根・屋上緑化の意味』。

貴重な研究データをもとに、現代の自然環境の実態と今後の課題についてお話いただきました。

 

森山先生の講演

森山先生の講演

現代は、建物が高層化して風通しが悪くなったり、地表の緑がコンクリートなどに変わって熱が淀みやすくなっています。

また、自動車やビル・工場から出される熱も増えてきています。

といって、昔のように全ての建物を低くしてエアコンもなし、自動車は一切使わずというのは、できないのが正直なところです...

現状を受け入れつつ、(もちろん、普段から自然への負荷を減らすように心がけることも、とっても大切ですが)建築的な工夫で暮らしやすい環境にしていくことが、これからの重要な課題だと、改めて考えることができました。

そんな中で草屋根はというと、建物が建っている地表を、屋根にいわば皮膚移植しているようなもの。

経済が発展していっても、持続可能なまちでいられる有効な方法のひとつが草屋根であると、森山先生にお墨付きをいただきました。

 

第2部は、草屋根ユーザーの加茂様ご夫妻のお話。

加茂様のお家の屋根は、季節ごとにさまざまな植物が育っていて、とってもにぎやかです。

季節やエピソードの写真など、たくさんご紹介いただきました。

 

夏、雨上がりのヒマワリ

夏、雨上がりのヒマワリ

虹&ひまわりの写真にはびっくり!

コスモスの通り道は「となりのトトロ」を思い出しました。

コスモスに囲まれた屋根の上の小道

コスモスに囲まれた屋根の上の小道

森山先生、加茂様のお話は、草屋根だより2011年春号(3月下旬発行予定)で詳しくご紹介します!

 

その後は懇親会へ。

草屋根会員でTable d’or(ターブルドール)主宰の三好万紀子さんお手製のスイーツを食べながら、しばしご歓談。

草屋根ユーザーさん同士で情報交換したり、専門家の方に質問したり。

 

懇親会の様子

懇親会の様子

table d'or ターブルドール

このミニバーガー、食べたことのない食感でとっても美味でした。

 

記念撮影

最後にみんなで記念撮影

次回は6月18日(土)18:00~20:00、西宮のカフェベルグにて行います。

お店の前の川辺ではホタルが見られるかも。

ぜひ、お越しください。

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